貧血・めまい・立ちくらみの改善

貧血・めまい・立ちくらみの概要と症状、セルフチェック、原因とメカニズム、放置するリスク、ビフォーアフターについてまとめています。

【執筆】品川接骨院:小林 隼人

貧血・めまい・立ちくらみとは?概要と症状

貧血とは、貧血・白血病・血小板減少症・多発性骨髄腫・悪性リンパ腫など、様々な血液疾患の1つです。
その中でも、赤血球の疾患が貧血になります。
血液中の赤血球数、ヘモグロビン濃度が減少し、酸素運搬機能の低下した状態を貧血と言います。
貧血には4つの種類があり、共通する症状に顔色不良・息切れ・動悸・頭痛があります。
● 鉄が不足して起こる鉄欠乏性貧血
● ビタミンB12や葉酸が不足して起こる巨赤芽球性貧血
● 血液中の赤血球が破壊されて起こる溶血性貧血
● 多機能幹細胞の障害で骨髄の定型性により起こる再生不良性貧血
めまいには、ぐるぐる回るめまいと、フラフラやぐらつきがあるめまいの2種類があります。
ぐるぐる回る回転性めまいは、耳の異常によって起こりやすいとされています。
具体的には、突発性難聴、良性頭位めまい症、メニエール病、前庭神経炎、内耳炎などがあげられます。
多いのは、良性頭位めまい症です。
この場合、めまい以外にも、耳鳴りや難聴などの症状もみられます。
フラフラやぐらつきがある浮動性めまいは、脳の異常からくることが多いです。
具体的には、脳梗塞や脳出血です。
この場合、手足のしびれ、呂律が回らない、物が二重に見えるなどの症状があります。
立ちくらみは、貧血やめまいの際に現れる症状です。

貧血・めまい・立ちくらみのセルフチェック

● 人からよく「顔色が悪い」と言われる
● 爪の色が白っぽく割れやすい
● 耳が詰まっているような感覚がある

貧血・めまい・立ちくらみの原因とメカニズム

鉄欠乏性貧血:鉄が不足して、ヘモグロビン合成が上手く行かずに起こる貧血。
貧血の中で最も多く、全貧血の中で70%を占めています。
原因に
・鉄の供給不足(極端な偏食、胃切徐)
・鉄の吸収不足(吸収不良症候群)
・慢性出血による鉄の減少(胃などからの出血、過多月経、子宮筋腫など)
・需要の増加(成長期や妊娠期など)があります。
特徴として、爪がスプーンの様に凹んでしまいます。
改善しても再発しやすいです。
巨赤芽球性貧血:ビタミンB12の不足は、摂取不足、吸収不足、需要の増加、
利用障害(肝障害、代謝異常)などがあげられます。
ビタミンB12の吸収には、胃酸に含まれる成分が必要なので、胃を摘出している人は、吸収できずに起こりやすいです。
溶血性貧血:70~80%は遺伝性と言われています。
その他に、自己免疫性溶血性貧血や、発作性夜間ヘモグロビン症などがあります。
再生不良性貧血:骨髄の低形成が起こるので、うまく血液を作れません。
免疫低下を起こし、感染症などにもかかりやすくなります。
めまいでは、回転性めまいの解説をします。
良性頭位めまい症
最も多いめまいです。
耳の中には、耳石という体の位置と直線的な加速を調整する部分があります。
その耳石の一部が剥がれ、回転的な加速度を調整する三半規管に入ることで起こります。
メニエール病
耳の中にあるリンパ液が増えてしまい、浮腫むことで、神経を圧迫し起こります。
原因はいまだにわかっていませんが、ストレスや睡眠不足などがあげられています。

貧血・めまい・立ちくらみを放置するリスク

● 酸素不足で心臓がオーバーワーク状態になり、心筋梗塞を引き起こす。
● 脳の酸素量が不足し、集中力や睡眠の質の低下を引き起こす。
● 耳が詰まっているような感覚が常習化し、耳鳴りや難聴を引き起こす。

貧血・めまい・立ちくらみのビフォーアフター

40代男性

めまいの他にも、体がだるく、いつも疲れているような状態で、食欲もないとのことでした。
体も細身で、色白の方でした。
お聞きした症状でも明らかに、自律神経の状態が良くないと判断しました。
体全体の状態を整えることで、改善を狙っていくことにしました。
こういった体質から改善していくには少し期間がかかります。
4回目の施術後から、疲れている感じがなくなり、めまいもしなくなりました。
週に1回の施術を2か月ほど続けると、食欲も出てきました。
現在は、顔色も良く特に異常はないようです。

50代男性

以前から腰痛でいらしていた患者様でしたが、突然のめまいで救急車で運ばれたと聞きました。
病院で検査を受けた結果、平衡感覚に関連する前庭神経の炎症と診断されたそうです。
骨格のバランスからも診てほしいとのことでしたので、モルフォセラピーとレインボー療法にて施術することになりました。
施術前は、振り向くとそのまま引っ張られるようなぐらつきがありましたが、施術直後にはその感覚も無くなりました。
3回の施術で、日常生活には支障がなくなりました。

30代女性

首から肩にかけての酷いコリで通院されていました。
デスクワークもしていて、マッサージなどを受けても次の日には辛くなってしまうことと、時々、貧血とめまいを起こすとのことでした。
本人首周りの凝りと、貧血などが関係していると思っておらず、問診時には言っていませんでした。
数回施術をすることで、骨の位置が良くなり、凝りの症状が楽になっていきました。
楽になってから、一度も貧血やめまいを起こすことがなくなったようです。

70代女性

仰向の状態で首を左に向けると、ぐるぐると回ってしまうとのことで来院されました。
東洋医学の経絡伸展法で考えると、大腸に負担がかかっていることが推測されました。
レインボー療法をメインに、大腸の経穴への調整を入れたことで、左を向いても症状は出ないようになりました。
翌日には少し症状が戻りましたが、2回目の施術後には改善し、現在は普通に生活できています。