睡眠障害・不眠症・寝つきが悪いの改善

睡眠障害・不眠症・寝つきが悪いの概要と症状、セルフチェック、原因とメカニズム、放置するリスク、ビフォーアフターについてまとめています。

【執筆】品川接骨院:小林 隼人

睡眠障害・不眠症・寝つきが悪いとは?概要と症状

睡眠障害・不眠症とは、寝つきが悪い「入眠障害」、途中で起きてしまう「中途覚醒」、朝早くに起きてしまう「早朝覚醒」、沢山寝てもすっきりしない「熟眠障害」などの状態が1か月以上続き、日中に倦怠感・意欲低下・集中力低下・食欲低下・めまいなどの不調をきたす病気です。
眠りの浅さ・睡眠時間の短さ・目覚めの回数が多いことには左右されず、日常生活に支障がなければ、睡眠障害とは診断されません。
睡眠障害は、日本人の5人に1人、60歳以上では3人に1人いると言われています。
睡眠外来に通院されている方の20人に1人は、睡眠導入剤などの薬を服用しているようです。
道路や電車のホームで突然症状を発症し、二次的な怪我に発展するケースも少なくありません。
目に見える症状でない場合、周囲の理解が得づらく、さぼり癖や怠け者と思われてしまい悩んでいる方も多くいます。

睡眠障害・不眠症・寝つきが悪いのセルフチェック

● 布団に入ってから寝付くまでに1~2時間以上かかる
● 就寝中に何度も起きる
● 起床時に疲労感が残っている

睡眠障害・不眠症・寝つきが悪いの原因とメカニズム

睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠が90分毎に切り替わると言われています。
こういったリズムが崩れているようです。
原因には、体の問題、心の問題、刺激物、環境要因が上げられます。
ストレスは、イライラしたり悩んだりと、常に興奮状態になり、眠れなくなります。
体の病気について、代表的なものを解説します。
・睡眠時無呼吸症候群:睡眠中に呼吸が止まり、酸素不足になり、睡眠の質が落ちます。
高血圧や死亡率が上がるなどが報告されています。
判断基準としては、10秒以上の呼吸停止が1時間あたり20回以上とされています。
・レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群):夜、下肢を中心とした異常感覚により、不眠を引き起こすもの。
下肢がむずむずする、痛痒い感覚、じっとしていると不快。
周期性四肢運動障害といい、周期的に下肢がピクピクと動いてしまう。
それにより眠たくても眠れない、何とか眠れても浅く、十分に眠れないなどの症状が出てきます。
女性に多く、鉄欠乏性貧血や腎不全で人工透析を受けている人に多いようです。
こころの病気は、うつ病などにより、不安感が強くなり、睡眠の状態を悪くします。
刺激物は、降圧剤、甲状腺製剤、抗がん剤などの刺激、コーヒー、紅茶などのカフェインによる覚醒作用、利尿作用なども影響します。
環境要因は、騒音や過剰な光によるものです。

睡眠障害・不眠症・寝つきが悪いを放置するリスク

● 午前9時までに30分以上朝日を浴びないことで、体内リズムが崩れ免疫機能が低下する。
● 横になれない状態が続くことで血流が悪化し、体の疲労が回復せず蓄積する。
● 睡眠中に脳の熱が逃げない状態が続き、脳の疲労が回復せず蓄積する。

睡眠障害・不眠症・寝つきが悪いのビフォーアフター

30代男性

沢山寝ても疲れが取れないということで来院されました。
疲れが取れないので、休みの日には1日中横になり寝だめをしていました。
実際には、寝だめは効果がないと言われています。
体内リズムが完全に崩れていたのだと思います。
朝日を浴びる生活と軽めの有酸素運動を並行して行い、モルフォセラピーによる骨格矯正も受けていただきました。
日常生活の改善と合わせて、1週間後には睡眠後のすっきり感が出てきました。

40代男性

3か月前から寝付きが悪く、酷い時は朝まで起きているという症状で来院されました。
長期にわたるものでしたので、施術の頻度を週に2回に計画させていただきました。
4回目の施術後に、「眠い」という感覚が久しぶりにあったそうです。
5回目以降は、30分以内に寝付くようになり、現在は朝まで眠れるようになりました。

20代女性

2か月前から中途覚醒を発症し、日中の眠気に困っているとのことで来院されました。
病院ではストレートネックと診断され、首周りのストレッチや枕の買い替えを行ったものの、一向に改善しないということでした。
診させていただくと、首のズレだけでなく骨盤周りのズレが強く出ていました。
ストレートネックは首だけの問題ではなく、体全体のバランス、特に骨盤周りや足首が関連していることも多くあります。
3週間で5回の施術を行い、4回目の施術以降は中途覚醒の頻度が減少しました。
現在は、肩こりも楽になっているということです。

30代女性

1か月前から寝付きが悪く、焦ると余計に眠れないという方が来院されました。
病院では、睡眠導入剤をもらい、服用すれば何とか眠れるということでした。
体の状態を診ると、明らかに猫背で、酸素量が摂取しにくいと感じました。
背骨と肋骨を整え、動きを良くすることで、酸素が入りやすい状態を作りました。
施術当日の晩から3日間は、比較的早くに眠れることができたようです。
今後も施術を続けていき、より良い状態にしていきます。