ストレスの改善

ストレスの概要と症状、セルフチェック、原因とメカニズム、放置するリスク、ビフォーアフターについてまとめています。

【執筆】リフレ鍼灸整骨院:加島 泰斗

ストレスとは?概要と症状

ストレスとは、精神的・肉体的刺激や負担によって生じる心身のひずみや緊張のことです。
つまりストレスは外からの刺激に対する心と体の反応ということになります。
ストレス=メンタル(精神)と思われがちですが、肉体的刺激も体へのストレスなのです。
ストレスには精神的ストレス、構造的ストレス、環境的ストレス、化学的ストレスの4種類があります。
精神的ストレスとは人間関係などにより不安、焦り、怒り、などの感情によってかかるストレスです。
精神的ストレスが長く続くと、消火器の不調、ホルモンバランスの乱れ、自律神経の乱れなどから内臓痛や倦怠感といった症状を引き起こします。
構造的ストレスとは骨格のズレや体の歪みなどによってかかるストレスです。
姿勢が悪かったり、筋肉のバランスが悪いと筋肉や骨格にストレスをかけてしまい、筋肉の痛みや神経痛といった症状を起こしたり、内臓が正しい位置に収まらずに内臓痛を起こしたりします。
環境的ストレスは気圧や温度、光や音などの環境によるストレスです。
気圧の変化による頭痛、スマートフォンのブルーライトによる眼精疲労などの症状を起こします。
化学的ストレスは化学物質や有機溶剤といったアルコール、タバコ、薬物、食品添加物などによる、喉や目、そして全身へのストレスです。
痛みなどの症状を引き起こしますが、何より癌や内蔵機疾患の原因になります。
どのストレスも、背骨のズレがあると神経や血管の働きが元々正常でないので、ストレスによる影響を受けやすくなります。

ストレスのセルフチェック

● 朝起きて頭や体がスッキリしてしない
● 病院で検査しても原因が分からない痛みやしびれがある
● 薬を飲んでも症状が改善しない

ストレスの原因とメカニズム

ストレスを感じると、脳にある様々な臓器が反応します。
まず、視床下部が反応して、下垂体という様々なホルモンをコントロールしている臓器から副腎皮質に指令が届きコルチゾールというホルモンを分泌します。
コルチゾールはストレスによる脳の機能低下や血糖値低下などを防ぎつつ、免疫力を高めてくれます。
しかし、継続的なストレスにより過剰に分泌されれば自律神経の働きを崩すだけでなく、血圧や血糖値上昇を招き、免疫力が低下してしまいます。
ストレスを受けた時に分泌されることからストレスホルモンとも呼ばれます。
次に、副腎髄質はストレスを受けると、ノルアドレナリンというホルモンを分泌すます。
このホルモンの分泌は覚醒作用を示し、心拍数や呼吸数、体の緊張や興奮状態にします。
継続的なストレスにより過剰分泌されるとイライラしやすくなるため、怒りホルモンとも呼ばれています。
さらに最近、ストレスは霊長類で最も発達している大脳皮質前頭前野(感情や衝動を制御している場所)にも影響を及ぼし、高度な精神機能を奪っていることがわかってきています。
ストレスは、感情や衝動を制御している前頭前野の支配を弱め、視床下部などの進化的に古い脳領域の支配が強まった状態になり、不安を感じやすく普段は抑え込んでいる衝動に負けたりてしまいます。
前頭前野は、日々遭遇する不安や心配に対して敏感に反応し、非常に脆弱であることが分かっています。
ストレスがかかると、ノルアドレナリンやドパミンなどの神経伝達物質が放出されます。
これらの濃度が前頭前野で高まると、神経細胞の活動が弱まり、やがて止まります。
行動を調節する能力が低下し、自制心はバランスを崩していきます。

ストレスを放置するリスク

● 自律神経の交感神経が優位な状態が続き、高血圧や心臓病を引き起こす。
● 胃の粘液の分泌激減や胃酸の過剰分泌で、胃痛や潰瘍を引き起こす。
● 神経伝達物質の「セロトニン」「ノルアドレナリン」「ドーパミン」が減少し、不安障害やうつ病を引き起こす。

ストレスのビフォーアフター

20代男性

就職して3か月ほどのことです。
いつものように椅子に座りPC作業をこなしていましたが、腰に違和感がありました。
夜になり痛みは強くなり立てないほどになってしまい当院にご来院されました。
腰の状態を診ると、筋肉が硬くなり体が使えていな状態でした。
就職してから長時間のデスクワークや不良姿勢での仕事により、筋肉や関節に構造的ストレスがかかりすぎたことで痛みとして現れていました。
筋肉を緩め、骨格を矯正したことで、痛みはすぐに改善し動けるようになりました。
構造的ストレスにより痛みが再発しないようセルフケアをお伝えし、今でも痛みは出ていないようです。

30代男性

会社でミスをしてしまい、叱られることが多く体調を崩されました。
やる気も活気も出ないので整体で何とかしてほしいとのことでした。
体の状態は、精神的ストレスにより筋緊張が強く、自律神経に関係している背骨がズレていることで症状を強くしてしまっていました。
自律神経を正常に働かせるようにアプローチをかけ筋緊張を取り除きました。
自律神経の働きが安定し血流が良くなったことで疲れの原因になる活性酸素や疲労物質がなくなったことで、元気も少しずつ出てきました。
精神的ストレスによる症状を和らげることはできますが根本的なストレスは環境を変えることが望ましいと思います。

30代女性

小学校5年生の頃に、強く尻もちをついた後から下痢が続いていました。
30代になっても症状は治らず、病院に行っても原因不明と言われ困っていました。
体を診てみると、骨盤や仙骨、腰椎のズレがあり、体が常に興奮していて交感神経優位の状態でした。
モルフォセラピーにより、交感神経優位の興奮状態をリラックス状態に切り替えました。
現在は、健康的な普通の便に改善されています。

50代女性

仕事が忙しく、毎日コンビニ弁当やカップラーメンを食べる生活が10年ほど続いていました。
その結果、お腹の膨張感や腰痛を酷く感じるようにな、耐えられないほどになってしまいました。
コンビニ弁当やカップラーメンに入っている添加物により10年間ほぼ毎日、化学的ストレスがかかっていたので相当辛い痛みだったと思います。
まず、コンビニ弁当とカップラーメンを減らすように指導し、腸が正常に働くように腸そのものと副交感神経に刺激をする治療を行いました。
膨張感は数ヶ月でなくなり、腰痛も膨張感と同時になくなっていきました。
現在は、ストレスに強い体作りのためメンテナンスを受けています。